現代社会から忘れられた久高島の先人たちの知恵と力を復活させて、未来へと伝承する。神とともに、自然の中にあった「久高らしい島の暮らし(=民具・五穀発祥の麦)の復活」を通して、島の知恵袋であるお年寄りから、次世代の若者・子どもらへの技術・伝統を継承していきます。
〜忘れられた歴史、久高島の原点を知る。神と、自然と、人々と。魂の原郷でゆたかな共生をめざして〜
~活動コンセプト~
神の島、久高のお年寄りと自然は〝宝の引き出し〟。
繋がりながら、結んでいこう!
手と手、知恵をつないで、次代へ結ぶ。世界へ結ぶ。
〜宝の引き出しのリレー〜
かつてイザイホウの神事を体験したお年寄りも八十代、九十代の高齢となりました。彼らが先人から受け継いできた島の暮らしの知恵、例えばそれは民具の作り方や食の知恵など、どれ一つを取っても、自然と、そして神さまと共存してきたかけがえのない島の財産、宝ものです。その先人たちの知恵の火を絶やさないためにも、今こそ、島のなかの世代が繋がり、次世代へとその宝ものを繋いでいく
〝宝の引き出しのリレー〟
が求められています。
その最初の取り組みとして、島の祈り手であるおばあたちが丹精込めて手作りした『ガンシナ注連七輪(しめなわ)』の商品化を目ざしました。
〜神とつながる民具から生まれたお守り〜
水の乏しい久高島で、女たちが毎日の水汲みの際、頭に乗せ身体を守り水を安定させたのが、ワラで編んだまあるいガンシナです。それは道具(民具)であると同時に、天の恵み〝水〟を通じて、神様と自分たちとを結んでくれる大切な存在であり、日々の営みの〝お守り〟でもありました。
このまあるいガンシナに、五穀発祥の地と命の水への感謝を込めた麦穂を添え、天と地を結ぶ神木フボウ(クバ)の葉で編んだ花を飾り、安定と平和の結び十字のサンを結んだのが『ガンシナ注連七輪(しめなわ)』です。
久高島の八十代、九十代のおばあたちは、自分の健康、家族の健康、島の健康、国の健康、世界の健康・平和を祈る暮らしを何十年も毎日毎日、つないできている人たちです。調和・融和・和合を日々の祈りとする彼女たちの手から生まれる『ガンシナ注連七輪(しめなわ)』は、神の島久高島から届けられる、一人ひとりの心身の安寧と平和、世界の平和を願い、形にあらはしたものです。
〜久高島 結回(ゆいまある)循環の創造〜
自然界に生かされていることに感謝しながら、創り出される共生の輪和。
〈知恵と素材の活用〉
御年寄りの持つ民具作りの技 + 久高島の自然素材(クバ、麦穂、かや、月桃など)
↓
〈世代の輝き・交流と教育〉
高齢者の生きがいづくり雇用 + 子ども・若者への技術・伝統継承
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〈神の島からの発信・観光〉
島の魅力掘り起こし商品の開発・島興し+平和友愛のメッセージ発信
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〈本来の姿の再生、命のリレー〉
古いものを進化させて産業へ + 老若男女、島のすべてが統べられて(統合)一つになる=円満
~賛助会員(サポーター)募集のお知らせ~
久高島結回の会は現在、会の主人公である島のお年寄りを『ふがに(黄金)会員』、会を運営するボランティアメンバーを『正会員』として活動を行なっていますが、会の主旨にご賛同いただき、活動をご支援くださる『賛助会員』を募集しております。
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